12月15日に久しぶりにPFxセミナーの担当が回ってきたので、趣味の(電子)工作の話をしました。
話す内容は迷ったのですが、技術が絡んでいること、濃い内容を話せること、の2つで決めました。VRのヘッドセットのGoogle Cardboardと、デスクトップ向けのレーザーカッターを作った話です。どちらも2年前くらいに作ったのですが、Google Cardboardは1ヶ月、レーザーカッターの方は複雑なこともあり1年くらいかけてチマチマ作りました。
Google Cardboardは、100円ショップで調達してきたレンズの焦点距離が微妙に合わなかったのと、レンズをはめる部分が円形なのでカットが少し難しかったです。Cardboardアプリを入れてストリートビューを楽しんでみましたが、なかなか良かったです。いまならYouTubeの動画はすべて3Dモードに対応していたはずなので、色々見てみようと思います。
レーザーカッターの方は、微調整の間にFANが断線してしまい、一旦ペンディングになってます。切る精度は、手で切るよりは断然良いですが、ヘッドの重さで傾かないようにカウンターウェイトなどを検討した方が良さそうです。
また、厚みのあるダンボールを切るときには、早すぎず遅すぎないスピードで繰り返しカットをしないと綺麗に切れないのが大変です。
ちょっとしたものを作るなら、FabCafeやDMM.make AKIBAなどでパワーのあるレーザーカッターを時間で借りて加工するのが良さそうですね。thingiverse.comで公開されているデータ(例:こちら)を使って、オリジナルのカタンのコンポーネントとかは作ってみたいです。
結論としては、次の通りです。
- Google Cardboardはお手軽にスマホでVR体験ができて、キットが1000円ちょいで買えるのでオススメ
- レーザーカッターは自分で一から作るものじゃない。FabCafeやDMM.make AKIBAなどに行って、高出力なやつを時間制で使わせてもらうのがよい
工作は(ツラいこともあるけど)基本的には楽しいので、何か面白そうなものを見つけてはコツコツと作っていきたいと思います。
追記: LinkcoolのGoogle Cardboardキットが1000円切るお値段で買えるようになっていたので買ってみました。5〜10分くらいで組み立てられるのでお手軽ですね。